2012/01/19

牛乳豆腐の塩麹漬け

若いうちは乳製品も多く摂取していましたが、最近はなかなか摂れなくなってきました。
そこで、酒の肴にもなる加工品を考えてみました。

まず、牛乳豆腐を作ります。
牛乳1リットルを60~70℃に温め、酢を75ml(大さじ5杯)を加え、優しく混ぜ合わせます。


さらに、過熱を続け、凝固したらザルにあげます。


(やけどをしないように)少し、冷ましてから、布巾でよく絞ります。

ピンポン玉くらいの大きさで絞ります。


牛乳1リットルで、6個の玉ができました。
これを、ガーゼに包み、輪ゴムで止めます。


この玉の周りに、塩麹をまぶし(どっぷりと漬けてしまってもよい)、冷蔵庫で1日置けば、良い加減に味が出ます。香りがよく、薄い甘みと柔らかい塩味のバランスが良く、口当たりはクリーミーです。

酒のお伴はもちろん、酒を飲まない女房も大喜びでぱくついていました。


数日は保存がきくと思いますが、日が経つにつれ塩味が濃くなります。

【補足】塩麹の作り方は、とても簡単です。
麹1袋(200g)、塩60gに水をひたひたに入れ、よくかき混ぜます。
乾燥した麹が水を吸ってしまいますが、この状態で、数日室温で寝かせます。
麹は空気を好みますので、時々かき混ぜ、空気を入れてあげましょう。
室温での熟成が終わったら、水をさらに加え、たぷんたぷんの状態にして出来上がりです。冷蔵庫に保存しておけばかなり持ちます。
魚や肉、野菜等に塗りこんで、1日置けば、何でも不思議なくらいに美味しくなる魔法の調味料です。

【補足2】
保存期間はかなりありますが、塩味がだんだん強くなります。3日くらいで食べてしまった方が美味しいでしょう。
漬け終わった後の塩麹液を捨ててしまうのは勿体ないので、大根やきゅうり等の野菜を漬ければ、これまた結構です。
牛乳豆腐の塩麹漬けに片栗粉をまぶし、空揚げにしても、また美味しいです。