2008/06/17

おからこんにゃくに挑戦

 おからは辛抱レシピには欠かせない材料ですが、そのおからとコンニャクを合体させた「おからこんにゃく」は青森県の岡田哲子さんが発明された新しい食材ですね。

 まったく知らなかったのですが、テレビで放送されているのを見て、これに手を出さない訳には行きません。


 こんにゃく芋は自家生産と言うより自然に生えているのですが・・・。これを乾燥したものを使いました。本来はこんにゃく粉を使うようですが、自給物があるのに使わない手はないでしょう。




(1)まず、乾燥芋50gを水400mlで1時間半戻しました。後から考えるともっと長いほうが良いようです。寝る前に浸して、翌日利用が良いかも知れません。今日の夕方に浸したものは水を吸い、かなり大きく膨れています。


(2)水で戻したこんにゃく芋をフードプロセッサーで摩り下ろし、戻した水にさらに水400ml加えたものに戻しました。この時点ではさらさらの状態です。


(3)火にかけ、15分程練りこみますますと、ドロドロの状態になりました。ここで、一旦火を止め、冷えるまで30分程度置きました。後から考えるともっと長いほうが良かったかも知れません。


(4)これに、おから300g、玉子1個を加え、良く練りました。感触としてはちょっと緩そうでした。


(5)凝固剤に水酸化カルシウムを使いたいところでしたが、手許にある重曹を使うことにして、重曹15gに熱湯を100ml注ぎました。泡が出ましたが、重曹が底に残っていました。このまま使うとこんにゃくをを煮るときに泡が出て、こんにゃくがバラバラになってしまいます。レンジで数回加熱して泡をすべて出し切りました。気を付けないと泡が溢れてしまいます。少し曇りかけたコップを使ったのですが、この操作で見違えるように綺麗になりました(余談です)。


(6)重曹を溶かしたものを加え、よく練り、丸めて沸騰した湯に入れ、30分程加熱しました。乾燥芋を使ったせいでしょうか、凝固が弱く、取り扱い注意の状態でしたが、どうにか「おからこんにゃくが完成しました。


(7)まずは、焼肉風で食べてみたいと思ったのですが、凝固が弱いため、薄く切ることはできず、1cm程度の厚さに切り、水気を切り、片栗粉をまぶして油で揚げた後に市販の焼肉タレで焼きました。


(8)食べた感じは、やはり凝固が弱いせいでしょうか、焼肉と言うよりハンバーグのような感じでしたが、連れ合いは「美味い」と言ってくれました。

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